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フランスでのTomTom(スピードカメラ情報)使用について

欧州が一つになったといえども車に関する法律はまだまだ国ごとに違うものです。

オランダでは普通の事が他国では違法行為となることもありますし、またその国の法律を外国ナンバーの旅行者にも厳しく適用する例も多くあります。ANWB(日本でいうJAF)のサイトで各国の事情が詳細調べられますので、ご旅行前にチェックしておく事をお勧めします。www.anwb.nl Vakantie(ヴァケーション)Landinformatie(国別情報)をご覧ください。このサイトはオランダ語のみですが、わからない方は、パソコンの翻訳機能等を使用してご覧いただくとよいでしょう。

特に最近話題になっているのはフランスの以下の2点です。

1)ポータブルカーナビ或いは携帯電話を用いたナビゲーション等で、スピード違反取締りカメラ探知機能を使用すると1500EURの罰金となります。使用する意図が無くても、ナビにそのような機能が利用できるように設定されている場合、カーナビの没収ならびに、1500EURの罰金が適応されます。オランダでは合法ですが、ドイツやスイス等でも同じように禁止する規定ができつつあります。

対処法は?

ポータブルカーナビ大手のTomTomのサイトで告知されておりますが、ポータブルナビをUSBケーブルでパソコンにつなぎますと、自動的に必要なソフトウェアがパソコンにダウンロードされ、カーナビ内のソフトウェアが最新版に更新されます。このソフトウェアが入っていると、フランスに入った際、スピード違反カメラのデータが使用できなくなるよう自動的に作動します。(ある機種によってはできなかったり、手動で削除するケースもありますので、皆様ご自身でお試しください)

 

また、カーナビのソフトウェアをアップデートしておきますと、GPS電波の受信が速くなったり、利用できる操作ボタンが増えたり、動かなくなってしまったナビが動くようになったりしますので、定期的にパソコンにつなぐとよいでしょう。

ルノーなど一部TomTomが車内のダッシュボードに組み込まれている車種の場合、本体をパソコンにつなぐ事ができませんので、この場合ナビデータの入ったSDカードを外して、パソコンにつなぐ事になります。

 

2)フランス国内運転時はアルコールテスター必携

201271日からフランスではアルコールテスターの車載が義務化されましたが、現状使い捨てアルコールテスターの製造が間に合わず、本年11月までは猶予期間となっているそうです。フランスではアルコールを提供する飲食店、薬局、スーパー、カー用品店で販売されているようです。(価格は1530EUR程度)

オランダでは現在ANWBWebShop等で販売されていますので、フランスに行かれる場合は事前に購入しておくとよいでしょう。

 


 

 

 


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